セラピスト研修センターでのこと。
不器用が服着て歩いてるような俺は最初から躓いていた。脚の部分が上手く揉めない。もちろん服を脱いでも止まってても不器用だ。
あれだ、不器用な奴ってのはとことん不器用なのだ。寝てる時もいびきはかくし歯ぎしりするし寝言は垂れるし寝屁はかますし。。。いや、ある意味器用だが。。。
ともかくだ、その時トレーナーに「出来ないんだったら色々試してみろよ!同じ事してても出来るようにならねーだろが!」と、熱血指導していただいたことがあった。 『はぁ?だったらその色々を指導してくれよ。言わなきゃわかんねーだろ!言わないから熟年離婚とかしちゃうんだぞ!』と後で思ったことは内緒だが、 これはドライバーショットも同じだ。
いつも同じような振り方で手の角度とかちょこちょこと変えていても当たらないものは当たらないのだ。 兎にも角にも力みをどげんかせんといかん。 力を抜くとブレブレになって余計に当たらなくなるんで、力を抜く部分と抜いちゃいけない部分があるんだろう。 たぶん。
分解して考えてみる。
まず手がガチガチになる。その内グリップが変形しそうな位に力が入っている。でも抜くとスイングがヘロヘロになる。 これは肘をしっかりと身体に付けることでなんとかなりそうだ。でもこの形でちゃんと体の前に手を置いてバックスイングに入ると上腕の 辺りが窮屈になってダウンスイングに入る前に肩回りがガチガチになってるんす。
「まずはこの圧迫感をどげんかせんといかんとですばい!」
困った時はGoogle先生に訊いてみる。これが21世紀だ。
で、それっぽいキーワードで検索をかけ、ネットの波に揉まれてたらストロンググリップに辿り着いちゃったのだ。これも21世紀だ。「えー!○○ちゃんがついに脱いだ?wwwwwwww」とかクリックするとどこに飛ばされるのかわからんのだ。
で、ストロングっていう位だから力が入る、入っちゃうグリップだと思ってたんです!そしたらちょっと違うらしいじゃないですか! で、このストロンググリップ(フックグリップ)にするとバックスイングしやすいんですよ。
しかも!
ボディターン!ボディターン!と呪文のように唱えながら腰だけ先行させるインチキボディターンしちゃうと手が遅れてスライスしちゃうし、それを小手先でどうにかしようと右手で捏ねるもんでドフックやドライバーの先っぽに当たって右90度に飛び出したりしちゃうわけですが(たぶん)、それが嘘のようになくなりました。
まだまだ手打ち全開!ウチは手打ちにこだわってますから~的なスイングで芯を食う事は稀ではありますが、少なくとも前には飛んでくれるようになりました。
めでたしめでたし。
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